3連休中に各地で成人式がありました。
平成生まれの成人式。11年前の1月、私が高校卒業を間近に控えていたころ、昭和天皇が崩御され、水戸一高の仲間とともに皇居に追悼に行ったことがつい先日のことのように思われますが、その後生まれた人がもう成人するということは感慨深いものがあります。あの頃は、今よりもだいぶ過激で、「自分の力で世の中を変えてやろう」など大それたことを考えていました。20年経って大分丸くなったようです。
さて、当然浪人中の私は成人式には呼ばれませんので、会場の外で若いスタッフたちとともに幟をたてて「選挙に行きましょう!」と訴えながらのチラシ配りです。昔なつかしの民青(民主青年同盟)も街頭演説をやっていました(これも20年ぶりくらいの遭遇)。
いつもの駅でのチラシ配りと違って、露骨に「いりません」と言われたり無視されることも多かったのですが、なかには「今の政治を変えたいので絶対に選挙に行きます。頑張ってください!」などと熱く応えてくれる若者もいて、頼もしく思いました。スタッフたちは晴れ着姿の参加者にチラシを配れて、喜んでいましたが。。。
この世代は、政治家をいかがわしく思ったり、政治になんて期待したって仕方ないと思っている人が多いように感じます。そうした世代がどうしたら政治に期待を持ってもらえるのか、参加しようと思ってもらえるのか。にわかには答えはありませんが、「政権交代でなるほど世の中変わった。だから選挙に行かなくちゃ」と実感してもらうほかはないのだと思います。