ゴールデンウィークも今日で一段落です。皆さんいかがお過ごしだったでしょうか。私は、高速道路1000円ポッキリの渋滞狂想曲とは無縁に、ひたすら選挙区内を街宣車に乗って回っておりました。今回の出馬表明をしてから、ひたすら自転車で地域を回る毎日でしたので、街宣車に乗って街頭演説をするのは実は初めてです。
この時期は、私の地元のあちこちでは家族総出で田植えとなりますので、地域回りをしてもなかなか皆さんにお目にかかることができません。私も、GW初日は下妻の知人の田んぼの田植えをお手伝いさせていただきました。学生時代に農学部にいたときは、わざわざ手植えや田んぼに入って手で押す田植え機での実習ばかりしておりましたので、ハンドルを握っての田植えは楽なものです。久しぶりの田植えでも、真っ直ぐきれいに植えることができて満足です。
その後の街宣活動では、こまめに集落ごとに街頭に立って演説を繰り返していきました。多くの場所で、シーンと静まり返った集落の中から、演説を始めると一人、二人と軒先に人が出てきてくださいます。多くの通りかかる車から手を振って激励を受けます。これまでの選挙では、農村部の集落では演説をやっても誰も出てこないばかりか、目の前で作業をしている方でも振り向いてすらくれませんでしたから、これはうれしい限りです。つい言葉に力がこもり、5分間の演説が終わった後は、握手をして対話をします。
「今度が3度目だよね。一生懸命応援するから頑張って」と熱い声をかけていただくと、小沢代表の問題などのさまざまな雑音はすっかり忘れてしまいます。そんなこんなで、それぞれの集落で対話を続けていると、予定のコースはまったく消化できませんでしたが、それでも「たまには街頭演説もいいもんだ」と改めて感じました。多くの地域の皆様からのお励ましをいただき、GW明けからはスタッフ一同気を引き締めなおしてラストスパートしてまいります。