福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

臨時国会はじまる

いよいよ今日から臨時国会が始まりました。天皇陛下をお迎えしての開会式に続いて、鳩山総理の所信表明演説です。私はこれまで何度も所信表明演説を聞いてきたり、その原稿の一端を書いてきたりしましたが、今回の所信表明演説ほどオリジナリティのあるものはなかったのではないでしょうか。まず演説時間の長さは、ここ数十年で一番だったようです。これまでの所信表明演説は、役所の作った原稿の継ぎ接ぎでしたから、それぞれの役所が予算をとりたい、法案を通したいという案件の羅列でした。ところが、今回の所信表明演説は、具体的な政策の羅列というよりは理念、思想を全面に出した演説と言えるのではないでしょうか。

こうした所信表明演説に対して、私の横の自民党議員席からは「具体的な政策を語れ!」とか「青年の主張じゃないんだぞ!」といったヤジが飛んでいました。ヤジは議場の華と言いますが、まだまだ自民党も野党慣れしていないのか、ヤジに「こりゃ参った」というヒネリとキレがありませんでした。一方の我が民主党も、与党慣れしていないこともあり、事前の国対の指示に従って盛り上げるための拍手を演説の合間にしておりましたが、若干の不自然さがあったのは否めません。民主党が与党をやるのも初めて、自民党が野党をやるのも久しぶり。こうした中で、新しい議会運営の空気というものがこれから作られていくのでしょう。新しい国会の文化が生まれる、そうした可能性を感じた初日の所信表明演説でした。