福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

今週の国会の終わり

 荒れ模様の国会運営が続く中、各種会議、初質問などが立て続けにあった嵐のような1週間がようやく終わろうとしております。今日は6時まで農林水産省政策会議に出てから、地元に帰ります。週末は現場の声を聞いて回ってこようと思っております。

 ドルに対しても、ユーロに対しても円独歩高となり、株価が急落しております。二番底を本気で警戒しなくてはならない状況になってきてました。政権は、マーケットときちんと対話しながら、適切な経済政策を打っていかなければなりません。今は国会でゴタゴタしている場合ではなく、スピーディーに第二次補正予算案を策定すべきでしょう。昨晩、高校時代の友人と話していても、景気の話題一色でした。「民主党政権ではたして経済危機を乗り越えられるのか」そうした不安に応えるための、即効性のある政策メニューを作り上げなければなりません。

 一方で事業仕分けを見て、「自分の身近にもこんなムダがある」という声が私の事務所にも多く寄せられるようになりました。これまでの自民党政権の時には言えなかったようなことを、多くの人たちが声を上げ始めています。以下に先日届いた手紙をご紹介させていただきます。匿名で来たものであり、事実を確認したものではないことをご了承ください。

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拝啓

日頃、政治活動にご尽力頂き、ご苦労様です。
初めて筆を執らせて貰いました。私は、某業者(土建業の者)ですが、近年の不況のため、最近は、関東まで足を伸ばし、営業をしております。
この間、国土交通省関東地方整備局のある事務所に行った時のこと、工事の発注の件で、職員の方々が打ち合わせをしていた時の会話が、まだこんな事をしているのか、まだ無駄なお金が国土交通省にはあるのかと、耳を傾けながら聞いた内容を書きます。

「この工事は、お金あわせで発注しなくてはいけないのだから、もっと、数量を増やさないとダメだ。」
「でも、これ以上は、厳しいと思いますよ。」
「馬鹿を言うな。お金が余ったらどうする。もったいないじゃないか。それに所長にも怒られるぞ。」
「それもそうですね。怒られるのも嫌ですからね。でも、理由が説明出来ないですよ。」
「必要だからやった、とでも言えば、所長にも怒られないし、説明が出来るじゃないか。」
「それもそうですね。じゃあ、頑張りますか。」

会話の一部を、記憶を基に書いてみました。
職員の方が、所長に怯えながら仕事をしている状況がよくわかり、お金が余ると職員を怒るような馬鹿な所長の顔が見てみたいもとでした。
(うちの会社では、こんな人は管理職ではなく、直ぐにクビにあります。多分、所長なので管理職だと、勝手に思っています。)
 国土交通省職員のレベルの低さに、唖然として、何も言えませんでした。お金が余ったら、返せば良いじゃないですか。国民の税金で仕事をしているのですから。帰宅してからよく考えると、非常に腹が立ちました。(本当に怒っています。)
 事務所が茨城県にあったので、そこの選挙区を調べ、インターネットで福島議員が地元ということを知りましたので、一筆書かせて貰いました。

 このようなことが、全国の国土交通省で行われていると思うと、税金の無駄がたくさんあるのだな、と思わされました。
 「行政刷新会議」なるものを内閣に作っても、結局は、東京の偉い人だけで話し合っているだけで、このような地方の事は、二の次になっているように思います。
 前原国土交通大臣の八ツ場ダム中止やハブ空港関係も結構ですが、前原国土交通大臣や仙石行政刷新担当大臣にも、地方にはこのようなことが、まだまだ沢山あると言うことを伝えて頂き、早く、税金の無駄使いを無くすようにお願いします。

民主党政権になってから、自民党と違い、世の中を正してもらえる、と期待していますので、頑張って下さい。
敬具