福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

総理公邸

 国対の先輩方のご配慮で1年生議員をレンガ造りの総理公邸にお招きいただきました。かつて橋本内閣のとき通産省大臣官房の行政改革チームにいた私は、よく旧官邸にいた通産省出身の秘書官、梶山官房長官、額賀官房副長官などのところにお使いに行かされていました。かつての官邸はドアを入ったところに番記者がたむろしていて、誰が官邸の中に入っていくのかが一目瞭然で、出てくると「ぶら下り」と言われる取材を受けました。局長が行けば「誰に、何の用事で」などと聞かれるので、まだ入省3年目で面が割れていない私が書類を携えて密使となっていたのです。

 新しいガラス張りの建物の官邸も、構造改革特区をやっているときにはしょっちゅう行っておりましたが、6年間の浪人生活の中でとんとご無沙汰です。かつて工事中だった中庭に水が張られ、植物が植えられていて落ち着いた感じになっていました。

 総理と1年生議員とで公邸の中で写真撮影をしていただきましたが、これを区切りに私たちももうそろそろ初当選気分から抜けなければならないと思います。世の中は大変な経済状況です。一刻も早く補正予算を成立させ、執行させていかなければなりません。今の経済状況は循環的な不景気ではなく、構造的な問題であると考えます。これまで自民党政権で先送りされたり、骨抜きにされてきた本物の経済構造改革に取り組むための基本的な方針を、一刻も早く打ち立て公表しなければなりません。今回の総理公邸訪問が、140有余人の新人議員が死ぬ気になって国難に立ち向かっていく、そうしたきっかけにならなければなりません。