福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

内閣委員会での野党の質問

〇今日の内閣委員会での野党の質問をちょっと聞いてみたが、あのやり方では永遠に何の答弁も得られないだろう。一概に「政府の答弁が悪い」とは、言えない。

 この間、日本学術会議の会員の任命に関する政府の見解は、論理的にはまったく変わっていない。同じことを別の角度から、別の言葉で言っているだけだ。したがって、「法律の解釈を変更した」という前提で質問しても、何も答えは返ってこない。

 この緒方君の議論のように、一つ一つの言葉を丁寧に、論理的に問いただしていけば、なぜそのような言葉で回答をせざるを得なかったのか政府の苦しい立場が明らかになるであろう。役人を罵倒するのではなく、これまで文字にしたくてもできない隙間を埋めるような質疑をすれば、本質は明らかとなる。しかし、今日の野党の質疑のように、「政府が同じ答弁を繰り返している」という印象を持たせるためだけのパフォーマンスを続けていては、何も得るところのない時間の浪費に終わってしまう。

 もう野党にとって下げる支持率の幅もあまりないのだから、ここが勝負どころと思うのであれば、もっときちんと準備をして真剣に国会討論をすべきだ。

役所文書の読み方講座 緒方林太郎(Facebook)