〇11月28日は本来は高校の同窓会の総会なのですが、今年はコロナ禍の下なのでオンラインでの講演会。私たちは幹事学年として、同級生の講師の応援に。
講師の山口君は、日本での性転換手術の第一人者。性同一障害の方と多く向き合ってきた経験談は、普段はなかなか聞けない話で、日本のLGBT政策と実際の法制度や医療保険制度の矛盾など多くのことを考えさせられました。
もう一人の講師は、平成17年卒の北澤佑子さん。筑西市木戸の出身で、現在は守谷高校の生物の先生。茨城県で初めての教員としての南極観測隊員としてのお話。本来人間が住まない南極で生活したからこその、人間とは、生き物とは、の本質に迫るお話でした。
同窓会館には、日本で最初の民間人パイロットとなった武石浩玻(非民間人では先日墓参した徳川好敏でいずれも水戸つながり)にちなんで「空飛ぶファーストペンギンの後裔が集う学舎」のポスターが。
ずっと変わらぬ校風の下、多士済々の個性的な人材を輩出しています。こういう他では聞けないようん講演会を、オンラインでできてしまうのが素晴らしい。現役の高校生の熱心に話を聞いてくれましたが、きっと何かを感じてくれたことでしょう。