福島のぶゆきアーカイブ

これまでにWebで公開したものの記録です

東京オリパラ2020

【茨城県立カシマスタジアムで開かれる東京五輪のサッカー競技を地元鹿嶋市の小中学生らが観戦することを巡り、参加する市立小学校1校が、ペットボトルを持ち込む場合は「できるだけ(大会スポンサーの)コカ・コーラ社製の飲料をお願いします」と保護者に通知していたことが分かった】

www.tokyo-np.co.jp

 実は私の家族は、カシマスタジアムでのサッカー準決勝にチケットが当たっていて、ものすごくオリンピックを楽しみにしていた。でも、今はなぜか何の興味も沸かない。こういうのを聞くと、嫌悪感すら覚える。

 思い返してみれば、東京オリパラ2020は最初からケチが付け続けてきた。2015年7月のザハ・ハディド氏が当初設計したメインスタジアムの計画変更に始まって、同年9月には佐野氏が作ったエンブレムが盗作であるとして変更された。2019年4月には桜田五輪相が舌禍問題で辞任し、今年2月にはとうとう東京五輪組織委の森会長までもが失言で辞任した。さらに、今年3月には、開閉会式の演出統括者の佐々木氏が渡部直美さんをブタになぞらえる演出を企画したことが明らかになって辞任し、つい最近には開会式の作曲を担当していた小山田圭吾氏の「いじめ告白」問題が大きくスクープされた。

 先日のYouTube「福ちゃんねる」でも話したが、オリンピックは単なるスポーツイベントである以上に、開催国や世界にとっては何らかの大きな歴史的な意味を持つものになる。1964年10月10日に爽やかな日本晴れの下で開かれた先の東京五輪は、日本が戦後の復興から高度成長を歩む象徴となった。1980年のモスクワ・オリンピックと1984年のロサンゼルス・オリンピックは、それぞれ西側・東側陣営が参加ボイコットをして、東西冷戦の象徴となった。1988年のソウルオリンピックや2008年北京オリンピックも、韓国・中国それぞれの国が歴史的な困難を克服して世界に成長を示すものとなった。

 だから私は、東京オリパラ2020が平成の停滞の30年から日本が復活する象徴となる五輪として、何としても成功してほしかった。しかし、この鹿嶋でのエピソードに示されるように、残念ながら日本がグローバル資本主義にいいカモにされて飲み込まれ、今後数十年沈み込む象徴となってしまうのではないか。

 私たちは今、相当な危機感と憂国の情を持たなければならないのではない。その意思を示す機会が、間もなくやってくる衆議院選挙である。

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