〇昨晩、「田中角栄の最後の秘書」朝賀昭先生を講師とする後援会連合会セミナーを、緊急事態宣言の中オンラインを中心に粛々と行いました。ご支援いただいている友好議員の皆さんに、お越しいただきました。コロナ禍でこれまで2回も延期してしまい、お申し込みをいただいた方にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。
田中事務所で一緒だった石破茂氏に仁義を切って(私の相手が石破派なので)水戸に来た話からスタートし、田中角栄が幹事長だった時に梶山静六が初出馬するにあたって名代として梶山邸に現金を持って行ったエピソードなどが繰り広げられました。田中角栄が今いたら、コロナ禍で苦しんでいる国民の気持ちを慮って、オリンピックは中止して、お札を刷って国民に給付しただろう、と。
当日の朝、鳩山由紀夫元首相から連絡があり、飛び入りで参加いただき温かいお言葉をいただきました。鳩山先生の初出馬に当たっても、弟の邦夫氏ともに働いていた朝賀氏が関係していたのです。セミナーの前には、なぜか中村喜四郎先生や亀井静香先生からも電話をいただきました。
小沢一郎先生も、二階幹事長も、みんな朝賀先生と強いつながりがあります。ここに名前を挙げた大御所の先生方はこの30年間の間に、みんな戦後体制を超克するために一度自民党を飛び出し、日本の自立を実現するための政治の刷新に向けてもがいてこられました。「土の香り」がする政治家ばかりです。庶民の生活の中で培われてきたよき伝統や文化を背負う、田中政治のDNAなのでしょうか。
私も、こうした先人たちの薫陶を受けながら、日本の真の独立を実現するために身命を賭してまいりたいと思います。