福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

国会議員は日本で一番勉強できる環境に恵まれている

〇国会内では、連日さまざまな勉強会が開かれています。国会議員は日本で一番勉強できる環境に恵まれているのですが、それを生かすかどうかは議員本人次第です。党に所属しているかどうかは、関係ありません。4年間お休みしていた私にとって、最新の情報に追いつき、一日も早く政策の勘を取り戻さなければなりません。

 年明けの通常国会の一番の論点の一つは、経済安全保障。この臨時国会にも、台湾のTSMCが熊本に作る半導体工場に政府資金を出す法案が審議されます。直感的に私は、こうした総論で否定しがたい問題について、えてしてWTOなどの国際条約との関係で日本と争いとなったり、米国に踊らされて日本企業が損をするようなものになりがちで、精神論や理念論だけではない実務的、戦略的な議論が必要になると考えます。なので、これからの国会審議に向けて、国会図書館や衆議院調査室の力を借りて資料を集め、少しずつ勉強を始めています。

f:id:fukushima-nobuyuki:20211208204904j:plain

f:id:fukushima-nobuyuki:20211208204923j:plain

f:id:fukushima-nobuyuki:20211208204933j:plain

f:id:fukushima-nobuyuki:20211208204945j:plain

 今日はランチタイムの時間にGR Japanというコンサルタント会社が開く「米中の安全保障戦力、日本の進路と半導体産業」という勉強会に出て、専門家の知見を聞いてまいりました。日本は半導体の供給力では米国や中国・韓国・台湾のアジア勢に大きく劣っているものの、材料供給では圧倒的な強みを持っているなど、現時点での状況を再確認しました。当然、このような勉強会を外国のコンサルタント会社が開くということは、そこにビジネスチャンスを見出す企業がいるということです。果たして、経済安保戦略の勝者は誰か、誰がカモになるのか、本質的なところを見極めてまいります。会派「有志の会」でも重点を置いて取り組んでまいりますので、ぜひ今後の国会での議論にご期待ください。