橘衆議院法制局長をお呼びして会派としての対応を議論

〇現在衆議院の憲法審査会では、毎週木曜日の定例日に活発な議論が交わされております。有志の会からは、北神議員が出席をしております。

　議論は緊急事態における法制度に入っており、橘衆議院法制局長をお呼びして会派としての対応を議論いたしました。橘局長は、かなりの知見を持った立派な方です。衆議院の任期が切れたり解散時の議会の機能維持については、憲法審査会の場においてそれなりに嚙み合った議論が進んでいるようです。一方、緊急時に内閣へ権限を集中したり、人権を制限したりする改憲については、さまざまな議論があります。

　私は、緊急事態法制など法律であらかじめ対応できること以外に、政令で対応しなければならないようなことは、①どのような事態の下で、②どのようなものがあるのか、慎重に緻密に検討すべき問題であると考えます。議会の議決によらない権利の制限は、極めて限定的に抑制的にするのが大原則です。

　会派としての一致した結論を出すには、まだまだ議論が必要ですが、有志の会は改憲論議に真正面から、立憲主義を堅持する立場から臨んでまいります。北神さんとの対談は、来週Youtubeにアップする予定です。