〇本日の国土交通委員会では、「最近のJR東日本、何かおかしくない?」という質疑をいたしました。議論の模様は、Youtube福島のぶゆきチャンネルからご覧ください。
2015年に常磐線特急が全席指定席となって、実質値上げにもかかわらず、「全席着席できるサービス」などと言い繕うあたりから、「なんか変だな」と思い始めました。最近では、水戸線がワンマン運転になってラッシュ時に遅れが出たり、日中の常磐線各停が土浦折り返しになって乗り換えが必要になったり、乗客サービスが低下する一方です。委員会でも、水戸線新治駅が改築されてトイレがなくなったことなどを紹介しました。
安全面でも、つい先日水郡線の静駅で、車掌を置いたまま列車が発車して、歩いて追いかけたことを話したところ、議場内は爆笑となりました。でも、笑い事ではありません。最近は変電所火災で京浜東北線が7時間もストップしたり、重大な事故や細かな車両トラブルなどが頻発しております。
こうしたことは、近年の険悪な労使関係など会社内部の問題があるのではないか、と斉藤国土交通大臣に問題提起をいたしました。知床の遊覧船事故でも、桂田社長が遊覧船事業を買収してベテラン船長などを解雇したことが事故の遠因となっています。2005年にJR西日本が福知山線で起こした大事故も、当時話題となった「日勤教育」という懲罰的な人事管理が事故の原因の一つとされています。大事故が起きる前に、業務監査などの場を通じてチェックすることが必要なのです。
議場には、現場で働く皆さんも傍聴にいらっしゃいました。議場を出ると、多くの自民党の議員の皆さんから「同じこと感じていた」と、自分が遭遇したJRのサービス低下の話があふれ出てきました。この問題はこれからも追い続けますので、皆さんも何か感じたことなどがありましたら、ぜひ教えてください。