〇ご支援をいただいた皆さん、ありがとうございました。
私の選挙区の茨城1区での得票を見ると、自民党の加藤明良候補は99,683票、連合・民主系統一候補の堂込まきこ候補は30,070票。定数2の選挙区ゆえ議席は獲得しましたが、3倍以上の差を付けられました。衆議院選挙なら、比例復活にも到底届きません。これまでの茨城の政治史にない惨敗と捉えなければなりません。
自民党の候補の得票数は、前回の私の選挙での自民党候補の得票数96,791票とほぼ同じ。手堅く組織の票をまとめたと言えましょう。一方、私がいただいた105,072票はどこに行ったのでしょうか?選挙が始まってから、毎日多くの支援者の皆さんから「入れたい候補がいない。どこに入れたらいいのか?」という電話をいただきました。このような政治になってしまっていることに、県民の皆さんに心からお詫び申し上げます。
県民不在で政党や組織の論理を優先させた候補者選考、政党として政治家としてこの困難な時代に一体何をやりたいのか全く伝わらなかった選挙戦。茨城県の野党関係者は、果たして茨城県で政治に携わるということは何なのか、という原点から見つめなおさなければならないのではないでしょうか。私自身今回の選挙戦で、必死の戦いを繰り広げている接戦の1人区や、複数区で無所属で挑戦する全国各地の野党候補の応援に駆け回って、あまりにもその選挙に臨む政治環境の違いに愕然としました。
私自身は、自らの置かれた厳しい立場を認識しながら、引き続き「党より人物」を訴えてまいります。このような時代だかこそ、一人一人の政治家が政党や組織の論理にとらわれることなく、この国のために身を捨てて行動する姿をお見せしなけらばならないと考えます。私自身そのような決意で、次なる審判を受けてまいります。