〇台湾２日目。今日は各地の視察です。まずは、昨年建て替えられた台北日本人学校へ。なんと、そこで副校長をされている園部先生は水戸市木葉下町在住の方でした。世界は狭い！「こんなところに水戸っぽ」ですね。
次に国会議員になる前からその謦咳に接し、初当選後はご自宅までご報告に行った尊敬する李登輝元総統のお墓参り。墓前に、さまざまなことをご報告いたしました。
その後、昨日もてなしていただいた游立法院長（国会議長）の地元宜蘭県に。蘇花公路の展望台から、院長と共に与那国島を望む。たった110キロの距離。天気がよければ見えるという距離に、台湾有事は日本有事であることを実感しました。
宜蘭県は、日本統治時代西郷隆盛の奄美での子供の西郷菊次郎が治めていた時がありました。その公邸を復元したものを見学。台湾は、台北だけでなく地方の各地に日本時代の足跡が残り、台湾の人がそれを大事に保存したり復元したりしてくれています。来週からは、コロナ防疫措置が大幅に緩和される予定なので、ぜひ皆さん台湾の地方を訪れてみてください。
夜は台湾日本関係協会の蘇嘉全会長（前立法院長）主催の晩餐会。写真の臺隆企業團の高董事長ら経済界の重鎮とも懇談。台湾は、コロナ禍の下でも半導体を始めとする輸出が伸び、海運・輸送業が飛躍し、内需も堅調であると自信を持った説明が印象的でした。日本も好調な台湾経済にあやかれるよう、連携を強めていかなければなりません。
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初当選前、水戸の関係者をお連れして李登輝先生に会いに行った時の写真
