福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

旧民主党勢の求心力と遠心力

〇25歳で政治の世界に野党から入って、与党入りがチラつけば動きたいと思う気持ちもわからないではない。理屈と組織の論理ばかりの野党のおじさま方に対して、自民党は包容力があって居心地がよく見える。こうした行動をどう判断するかは、有権者の皆さんが選挙で示すべきことだ。

 私は、地元の要望事項程度であれば与党に入らなくても実現できる自信があるので、「与党でなければ仕事ができない」などと情けない理由で与党に気持ちが揺らぐことは絶対にない。経済構造の転換と日本の真の独立。これは戦後の日本政治の枠組みを変えなければ、絶対に出来ない。だから、私は非自民で挑戦し続ける。

mainichi.jp

【全国的にも注目を集めた政治家の突然の転身を立憲は厳しく非難しており、近く処分する方針だが、党の求心力低下を懸念する声も出ている】

 旧民主党勢は2009年までとそれ以降では求心力に天と地ほどの差がある。政権交代をリアルに目指していた2009年以前は、多くの霞ヶ関の第一級やそれぞれの分野の一流の人材が民主党に集まってきた。そして、その多くが2012年の政権再交代を機に政界を去って行った。

 それが今遠心力となっているのは、野党勢力が「次の次で政権を取る」と公言するなど本気で政権奪取の意気込みを示さず、民主党政権の失敗を総括もできおらず、今国民が政治に期待することへの答えを行動を持って示せていないからだ。手続論や組織論で処分云々と内向きの言っているうちは、求心力などは到底生まれないし、国民が魅力を感じることはあり得ないだろう。

 私は、今のような日本の状況にしてしまった既成の政治を人生を賭けて刷新しようと思っているから、本気になって政治を変えようとしているように思えない人たちとは一緒にはなれない。今年はぜひ、本気になって政治を変えるために、既存の組織を越えて行動する同志が出てきてほしい。