福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

国立大学附属学校全国同窓会

〇学士会館で開かれた、国立大学附属学校全国同窓会に。今年は、全国国立大学附属学校PTA連合会会長に地元水戸から大竹昌士さんが、教育後援会連絡協議会の理事長に同じく水戸から幡谷公朗さんが就任している以上、晴れ舞台を見に行かないわけにはいきません。

 私は、当時好きだった人と離れて通った田舎の選民思想を感じる附属中学校にあまりなじめず、在学中はどうやってこの気取った学校の評価を貶めようかとばかり考えていました。でも、息子もお世話になって、PTA活動や入学式・卒業式などに出ていると、「自主の名門」を謳い自分で考える習慣をつけさせる附属学校の教育は、今の日本に必要なことのように感じます。幡谷理事長からも、水戸っぽらしく「日本の将来のためには全国の附属学校が必要」という熱弁がありました。

 東日本大震災の時は、多くの教育施設の復旧補助金が自治体経由になっていて、国立大学附属学校は対象となりませんでした。そこで、茨大附属中の先輩で当時財務副大臣だった藤田幸久さんや私が動いて、復旧予算を手当てすることができました。現職の国会議員には100人近くの国立大学附属学校出身者がいます。茨大附属中からは、中村喜四郎先輩、山口那津男先輩、そして昨年の参院選で初当選した1学年後輩の若林洋平さんがいます。私たちが応援団として、教育環境を整備するためにお役に立ちたいと思います。

 会長は、塩谷立元文科相(静岡大附属)。塩谷先生は、TPP特別委員長として暴れに暴れた私に手を焼きました。「福島君、最近大人しいじゃないか」とお声掛け。現職の大臣は、経産省の先輩でもある斎藤健法務大臣(筑波大附属駒場)。同じテーブルには、激しい議論を交わす片山さつき議員(筑波大附属)や金子恵美議員(福島大附属)も。まさに呉越同舟です。

 こうして見てみると、一癖ある人が多いような。片山議員からは、「言われてみると福島さんは附属っぽいね」と。各地の附属学校の自由闊達な雰囲気がそうさせているのかもしれません。