福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

日中関係が厳しい時こそ、外相同士のコミュニケーションは意義のあることだ

〇現時点でまだ調整中で最終決定ではないのだろうが、林大臣のこうした動きを歓迎したい。

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林芳正外相は4月1~2日に中国を訪問し、秦剛外相と会談する調整に入った。今月に北京市で中国当局に拘束された日本人男性の早期解放を求める意向だ。昨年11月の日中首脳会談で確認した建設的かつ安定的な関係構築に向け、対話を継続する方針も申し合わせる。日本政府関係者が28日明らかにした。

 スパイ罪の容疑で6年間拘束されていた鈴木英司さんが私の後援会の講演で話していたとおり、これからも中国は日本人を次々と拘束していくことだろう。甘い対応で舐められてはいけない。外務省には、ぜひ鈴木さんの経験を聞いて中国の対応を研究し、しっかりとした邦人保護をお願いしたい。そうした思いで、今日安藤領事局長に直接話をしてきた。

 習近平の訪露と岸田首相のキーウ訪問が同日だったこと、岸田首相が退任する中国の孔鉉佑駐日大使と面会しなかったことから、中国は岸田政権が喧嘩を売りに来ていると思っているかもしれない。一方、ここで日中関係を緊張化させるつもりは、中国にもないだろう。日中関係が厳しい時こそ、外相同士のコミュニケーションは意義のあることである。