福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

GEILで「民と政と官」と題して講演

〇GEIL(学生のための政策立案コンテスト)で、「民と政と官」と題して質疑応答も含めてたっぷり2時間講演をいたしました。

 リクルート事件に端を発した平成の政治改革、橋本内閣の行政改革、その成果を活用した小泉政権での構造改革特区の実現と私が大学生の頃から携わってきた30年間の歩みを振り返り、未完成の政治改革・行政改革こそが日本の「失われた30年」の根源であることをお話ししました。そして、この通常国会での政治改革の議論を紹介しながら、「令和の政治改革」は何をすべきなのかということを語りました。

 私の息子と同世代のこの世代は、日本が経済大国と言われていた時代を知りません。「失われた30年」を取り戻すと言っても、何を取り戻すのか実感をもって理解できないのです。私が学生の頃、東京の街はどうだったのか、海外旅行に行くとどういう扱いを受けたのか、など話すと、「信じられない」と別の国を見るような目で見つめてきます。

 平成元年が日本だけでなく冷戦の終結など世界の大転換点となったように、令和の幕開けもウクライナとロシアの戦争やトランプ派による米国議会襲撃など後世で振り返れば世界の大転換と評価されるような時代になっています。平成に私が体験したこととシンクロさせながら、この世代のみんながこれからの激動の時代を動かす主役であり、平成の失敗を繰り返さないでほしいとのメッセージを訴えました。

 ある学生からは感想のお手紙をいただきましたが、みんなの心にどう響いたでしょうか。