〇4期目の初登院をいたしました。無所属の私の議席は、地元の皆さんにいただいた議席です。各地の選対メンバーの約80名と一緒に国会に入りました。
今期も引き続きスタートは有志の会の4人で。でも4期目が終わる時に、有志の会の4人で再び無所属で選挙に臨むことではいけないと考えます。既存政党の枠組みを超えた政治刷新に向けて、死ぬ気になって行動してまいります。
その有志の会の控室には、石破首相や額賀議長・玄葉副議長らがご挨拶にいらっしゃいました。4期目ともなると、皆さんよく存じている方々ですので率直に、石破首相には「思う存分やってください」と、額賀議長には「選挙制度改革と皇室制度改革の二つを引き続きお願いします」と申し上げました。
最大の焦点の首班指名選挙では、1回目の投票では有志の会代表の吉良州司さんに、2回目の投票では野田佳彦さんに投票いたしました。内閣総理大臣を決めることができるのは衆議院議員だけであり、首班指名のために衆議院議員になっていると言っても過言ではありません。私の政治家としての感覚では、この最高の権力闘争の場において無効票を投じることはありえません。
野田さんは、民主党政権の首相時に私は造反して反対票を投じて党員資格停止にされたり、投票する義理もありませんし、特に熱心に投票を頼まれたわけではありませんが、二者択一の決選投票となれば非自民候補として国会に送っていただいた私は、野田さん以外に入れる選択肢はありません。好き嫌いや国会内のポジションばかりを考えて野党の議員が行動している限り、自民党政権を乗り越えることはできないでしょう。今回も自民党と公明党は、それぞれの議員にはいろいろな思いがあったでしょうが、所属議員が全員固まって石破さんに投票していました。
一方の、立憲民主党にも、与野党が逆転した国会で、覚悟をもって政権を担ったり、国会で国家国民のために物事を決めようとする本気の姿勢が見られません。総選挙から2週間で、どれだけ真剣に他の野党を巻き込んで権力闘争を行ったのでしょうか。
私たち有志の会がどれだけ自民党・立憲民主党の不毛な国会「対立」を乗り越えることができるかに、これからの政治の展開がかかっていると自覚し、張り切って4期目の仕事をスタートいたします。