〇茨城県護国神社では、水戸歩兵二連隊並びにペリリュー島守備部隊関係関係戦没者合同慰霊祭が行われました。
今年は、苛烈を極めたペリリュー島の戦いが終結して80年の節目の年。5月に派遣された政府の遺骨収集団が、米軍資料によると1,000柱以上の英霊が眠る集団埋葬地を発見してきました。私は、このことを5月の厚生労働委員会で取り上げ、9月6日には武見厚生労働大臣に対して、前例のない形で集中して集団埋葬地のご遺骨を短期で祖国にお連れするよう直談判し、来年度予算を倍増して要求することを約束してくれました。
慰霊祭ではこうしたこともご報告しましたが、ご遺族も高齢化しており、早期帰還を待ちわびるお声をお聞きして、引き続き政府に働きかけていく決意を新たにしました。同時に、この慰霊祭のあり方などもどのように続けていくのかなど多くの課題を抱えております。地元に関わる悲しい歴史として、永遠に語り継ぎ、英霊の御霊を顕彰し、二度と悲惨な戦いを繰り返さないために、引き続き政治家としてライフワークにして取り組んでまいります。
