〇国会の召集は明日ですが、政治改革が大きな山となる臨時国会に向けて、さまざまな打ち合わせが開かれました。
まずは、政治改革特別委員会の対応に向けた野党の打ち合わせ。立憲民主党から出席を呼び掛けても、なぜか国民民主党とれいわ新選組が来ず。よほど忙しいのか、なにか思惑があるのか。立憲民主党、日本維新の会、日本共産党、有志の会の3党1会派で、政策活動費の完全廃止法案を速やかに共同提出すること、企業団体献金の廃止のために足並みを揃えて委員会で対応していくことを確認いたしました。
政治改革特別委員会は、今日来た立憲民主党と日本維新の会だけで理事会の過半数を持っておりますから、野党提出法案の審議や採決、条文の修正などの委員会運営を、私たちが結束すれば主導権をもって決めることができます。また、法案の採決は、私たち野党3党1会派も自公の与党も持っていないため、国民民主党とれいわ新選組がその行方を決めることとなります。
条文ベースでの与野党双方の法案の審議、修正協議、採決はすべて表の場で行われることとなります。今日欠席した国民民主党とれいわ新選組は、野党が提出する政策活動費の完全廃止法案や企業団体献金廃止法案にどのように対応するのか、これからの見ものです。おそらくこれからの政治改革への対応が、これらの政党の今後の国民の皆さんの判断の大きな材料となることでしょう。
その後は、議院運営委員会の下に置かれた、いわゆる旧文通費改革の協議の場にオブザーバーとして参加し、意見表明。旧文通費について、完全公開すること、剰余分については返納することについて各党会派の考えは一致しました。あとは条文ベースでの議論になります。私からは、政党助成金を一切受け取っていないことを踏まえ、政党助成金・旧文通費・立法事務費全体の公費負担のあり方について議論し、旧文通費については政治にかかる経費を賄うものとして、使途はネガティブリストにし幅広く使えるようにすべき、と主張しました。私の考えを多くの政党が支持してくれました。
さあ、明日からは臨時国会がスタートです。衆院選中も訴え続けてきたように、政治改革の本質的な議論を展開し結果を出すべく、張り切ってまいります。