〇この金曜日に発売された『週刊金曜日』に、立憲民主党の後藤祐一衆議院議員、自由民主党の鈴木英敬衆議院議員との鼎談記事を掲載いただきました。私たち3人は20数年前に小泉政権で構造改革特区制度を創設した時の中心メンバーで、その時取材してくれた朝日新聞の名物記者菅沼栄一郎さんが、今それぞれの立場に分かれて政治に携わっていることに目をつけて企画してくれたものです。
当時私たち3人は若手経産官僚として、勢いだけで突進し、時には勢い余って怪我をして周りに迷惑をかけたりしていたかもしれません。それでも、「国家を背負う」という強い思いをもって、それぞれが政治の場に出て、今に至っています。
この中で私は、
【政治は人間同士のつながりや反発のなかで、物事をダイナミックに動かすのが醍醐味。頭でっかちにスマートに考えるんじゃなくて、時には「型破り」を起こすことも必要だと思う。僕らは、東大・官僚脳から脱却することも必要なんじゃないかな】
と発言しています。
さて、私たちはこれからどうすべきなのか。この3人は、みんな選挙制度抜本改革議連の役員を務めています。私は幹事長、後藤さんは幹事、鈴木さんは事務局長代理。先日の経産省同期と同様、この「失われた30年」と軌を一にして役所や政治の現場ではたらいてまいりました。何とかしなければならない、という思いは共通しています。同じ釜の飯を食った者同士として、「型破り」を起こしたいと思います。ぜひ『週刊金曜日』をご購入の上、ご一読ください。
最近発刊された月刊誌『地平』では、水戸一高後輩のジャーナリスト小林美希さんが、ディープな茨城の政治風土についてルポしています。今月号は、地方メディアの問題。その中で、私は、
【茨城一区選出の衆議院議員、福島伸享氏は「千鳥会は、マスコミ堕落の象徴だ」として参加しなかった】
として、登場しております。こちらも興味のある方は、バックナンバーを含めてご一読ください。