〇二つの高校に行っていたのは、私の人生の大きな財産だ。
先日は入学した水戸一高の１年生の時のクラスメートと懇親。よくこのメンバーで口角泡を飛ばして政治談議にふけった。私の政治の原点でもある。親が転勤して一人暮らししていた私の下宿には、夜な夜な同級生が来て、よからぬことをしていた。おかげで進級が難しくなり、鎌倉高校に転校。
転校しても、学校をサボってプロ野球の試合を見に行ったり、生徒集会でストを呼び掛けたりとまったく勉強することはなかった。昨晩は、その鎌倉高校の３年生の時のクラスメートと、同級生の旦那さんがやっている北千住のお店で一献。「お前はいつ勉強していたんだ？」と昨晩も不思議がられた。
鎌倉高校の同級生とは、みんなで茨城の酒蔵めぐりをしたり、日本原電で東海村に単身赴任してきていたり、選挙まっさかりの中、城里町の山奥で出張の途中にばったり会ったり、商工会議所青年部の集まりで偶然水戸で会ったりと、なんやかんやで茨城と結びつきがあるのが不思議。
５０数年生きてきて、これまで出会いお付き合いしてくれているすべての人たちとの関係が、かけがえのない宝物だ。
