〇予算委員会第7分科会(経済産業省関係)で武藤容治経済産業大臣らに対し、質疑を行いました。武藤大臣は昨年まで国土交通委員会でご一緒した方。私の委員会での質疑を聞いていたので、ちょっとビビっていたかもしれません。委員長役は、経産省の先輩の斉藤健前経産大臣。私と大臣のやりとりを、ニヤニヤと聞いていました。
防衛省から答弁に立った松本恭典防衛装備長技術戦略部長は、防衛庁から内定をもらっていた仲の良い同期。傍聴席には、中学校の同級生の元ギャルたち。傍聴していた同級生たちからは、「議場内が完全にフクちゃんの空間になっていたね」と。
議論の内容は、硬派です。リチウムイオン電池のレジェンドで、EVの日産リーフの開発の中心となった堀江英明氏が創業した革新的な全樹脂電池の技術開発を行っている会社が、中国の影響力のある株主から乗っ取られそうになっています。全樹脂電池の技術を使えば、潜水艦やドローンの性能が飛躍的にアップするためこれが中国の軍事技術に転用されれば、大きな脅威になります。
答弁に立った経済産業省の事務方の答弁は、そうした危機感を感じない心許ないものでした。一方、防衛省や警察庁の答弁は、問題の根源をしっかりと認識しておりました。武藤経産相には、これまでも日本の技術が安全保障上懸念のある国に流出し、それが軍事技術に転用されて日本の脅威となっている例が多くあることを踏まえて、しっかりと対応するよう求めました。
質疑の模様は、YouTubeからご覧ください。