〇政治改革特別委員会と国土交通委員会のダブルヘッダーでの質疑に臨みました。質疑の模様は、YouTubeからご覧ください。
政治改革特別委員会では、自民党だけが企業団体献金に頼る特異な資金構造を示し、お恥ずかしながら企業団体献金も政党助成金も受け取っていない私の収支報告も示しながら、「自民党が企業団体献金を護りたいのは結局金目でしょ?」と小泉進次郎代議士に問いかけました。
小泉議員は、得意の「進次郎構文」を駆使して支離滅裂な答弁を繰り返していましたが、やはり無理がありますね。傍聴席の子どもから失笑が漏れていました。同僚の緒方議員にも答弁に立ってもらい、有志の会の企業団体献金禁止法案成立に向けた姿勢について問いかけました。私たちは、複数ある野党案を抜け穴のないようなものにして統一させるために貢献してまいります。この委員会は政治家同士のエキサイティングな議論を行っておりますので、ぜひご覧ください。
国土交通委員会では、3/6に東北新幹線の上野・大宮間で起きた「はやぶさ・こまち」の走行中分離インシデントについて、質疑いたしました。昨年9月に続いて2回目であり、1年前の3/13にすでに国土交通委員会でJR東日本でトラブルが続発していることを踏まえて、JR東日本の経営体質や企業風土そのものにメスを入れるべきことを指摘していましたので、再度同趣旨の訴えをいたしました。また、先日の予算委員会で石破首相から意欲的な答弁を得た「中速新幹線」についても、質問をいたしました。
いずれの答弁も、若い中野国土交通大臣は官僚答弁を繰り返すのみ。この間、国土交通大臣は公明党出身者が続いておりますが、いずれも真面目なだけで政治的判断をすることができず、国土交通行政は停滞しております。もうそろそろ公明党出身の国土交通大臣はやめた方がいいのではないでしょうか。
10万円商品券問題も発生し、石破政権の黄昏が見えてきました。その先には混乱と大きな政治的変革があるのではないでしょうか。怒涛の今週の国会での活動は終わりましたが、地元に戻って皆さんの声を聞きながら、来週の嵐の海原への航海に備えます。