〇昨年の4月3日の厚生労働委員会で、オンラインカジノによるギャンブル依存症について議論している。私の質問だけによるものではないが、関係各位の皆さんのはたらきかけもあって、このように政府の対応が進んだことに、率直に感謝の意を表する。
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<令和6年4月3日厚生労働委員会での議論>
ドジャースの大谷翔平選手の通訳の水原一平さんの問題でギャンブル依存症が注目されておりますので・・・質問させていただきたいと思います。
私の地元でも、御家族がギャンブル依存症となって家庭が崩壊したりとか、大変な思いをした方の話をお伺いしております・・・私自身、息子が小学校高学年の頃に、ギャンブルではないんですけれども、ゲーム依存症のようなことになりまして、昼夜は逆転するし、不登校になるし、余りこういうことは議事録には残したくはないんですけれども、ゲームを取り上げたりすると家の中で暴れる、このままいったら息子の人生は本当にどうなるんだろうかと心配したこともありました。最終的には、私がゲームを壊して、私の車も壊されて、それで何とか治ったんですけれども。
資料一で、ギャンブルの相談、依存件数、これは家族会の皆様方の資料ですけれども、特にコロナの蔓延以降急増しております。それは、家の中にずっといてネットばかりつないでいるからなんですね・・・
先ほど来、警察庁からもありましたように、公営競技とか、あるいはIR整備法に基づくカジノとか、toto以外のギャンブルは違法で、オンラインのものも違法であるというのは、これまで答弁に、繰り返しているとおりであります。パチンコは、ちょっといろいろあって、微妙な問題がございますけれども。特に最近は、先ほど来、海外の事業者が運営するオンラインカジノとかスポーツベッティングへの利用者が急増して、これまでの国会答弁でも、その実態は必ずしも把握していないということであります。