〇れいわ新選組の高井たかしさんのこのコメント、痛いほど共感する。
高井さんは大学の科類の一つ上の先輩で、体育のサッカーの授業で一緒だった時からの付き合い。一緒にジャイアンツを応援するサークルも立ち上げた。息子のサークル勧誘の冊子に、そのサークルが30年以上たっても存続しているのを確認して、感動した。霞ヶ関には、高井さんは郵政省、私は通産省に入省して、橋本行革の時にはそれぞれの大臣官房でカウンターパートとして侃々諤々の交渉をした。
同じころに政治を志し、お互い何回も選挙に落ちた。ようやく当選して1期生の民主党時代には、一緒に馬淵澄夫さんを代表にするために奔走し、野田佳彦氏に敗れた。民進党の時は、代表選で玉木雄一郎選対の私が事務局長、高井さんには政策のとりまとめをやっていただいた。この間、いつも負けて干されるほうに付き合わせてしまってきた。
お互い不器用な生き方をしてきたけれど、自分たちの世代で没落させてしまった日本をどうにかしなければならないという思いは一緒だ。所属党派は違えども、今も政治改革特別委員会では共闘している。力を合わせて、一歩でも前に進んでまいりたい。