〇皇位継承に関する全体会議が開催され、有志の会を代表して発言してまいりました。
本日は、「女性皇族の婚姻後の配偶者及び子の身分について」と「皇統に属する男系男子を養子に迎えることについて」の2点について、これまでの各党会派間での議論を踏まえたさらに詰めた議論が行われました。
一番議論となったのは、養子案について。参加している13党派のうち立憲民主党だけはこれまであらゆる論点について党としての見解を示してこなかったのですが、この点について「対象を11宮家に限定すべき」と発言されたので、皇統に属する男系男子を養子に迎えることに賛成する前提での発言かと思いきや、「憲法上の疑義があると考えている。賛成・反対を表明したものではない」とのこと。一堂ガクっときてしまいました。
すでに主要8党会派は、これらの論点について立場はほぼ一致しています。野党第一党の立憲民主党は、「立法事実がない」とか「憲法上の問題がある」と言って自らの立場を表明することから逃げ続けていますが、きちんと党内論議をした上で立場を明確にしていただきたいと思います。
会議の最後に額賀衆議院議長から、次回までに衆参両院の議長・副議長でとりまとめ案を作成し示したい、という発言がありました。皇族の皆さんも1年1年齢を積み重ねられます。先送りすることができない極めて重い課題であると認識して、この国会中に必ず一定の結論を出せるように貢献していまいります。