〇今週は国会内の会議と地元の会合を行ったり来たり。
地元では、茨城県ホテル旅館生活衛生同業組合水戸支部総会、東電労組茨城地本定時大会でご挨拶。すぐに国会にとんぼ返りしなければなりませんでしたが、厳しい環境の中で頑張る皆さんに直接メッセージをお伝えしたく、お邪魔しました。
国会では、日米国会議員連盟で新任のジョージ・グラス駐日大使の講演を拝聴。息子さんは神戸のインターナショナルスクールの先生、お孫さんは日本生まれ。親日的で穏健、豊富なビジネス経験からのバランス感覚のある方にお見受けしました。本国が何をするのかわからない中、いい大使が来たのではないでしょうか。
男女共同参画基本法改正法案可決のお礼のあいさつに、三原じゅん子担当大臣が有志の会の控室にいらっしゃいました。当会派の担当は、内閣委員会の緒方さん。なぜかいつもより審議が甘かったような。
国会改革協議会では、少数会派への配慮が一つの大きなテーマでしたが、自民党と立憲民主党で作ったとりまとめ案ではほぼゼロ回答。いったいこれまでの議論は何だったのかと憤りを感じました。企業団体献金禁止法案等の審議が硬直状態になる中、政治改革与野党協議会でその打開策が協議されましたが、継続審議の方向性を確認しただけ。この件も自民党と立憲民主党が与野党を代表して協議していましたが、一体なにを話していたのかさっぱりわかりません。それなのに、すべての法案が否決される早急な採決を立憲民主党が求めるなど、その対応は理解できません。今国会での議員立法の成立を目指していた空襲被害者救済法案も、自民党内がまとまらず法案の提出には至らず。
昨年10月末の衆院選によって与野党逆転の国会になったのに、今まで以上にお粗末な国会になってしまっています。国会会期末を控え、このような国会の状況に申し訳なく情けなく思います。そんな国会でのストレスを、水戸一高の一学年上の先輩との懇親で癒していただきました。日立の社宅で一つ屋根の下で育った幼馴染、中学生の頃から一緒に常磐線で通学して可愛がってくださっていた先輩、元NHKのアナウンサーの先輩。
今日の夕方、地元に戻る特急の中では「先週の予算委員会での石破首相との議論見ましたよ」、水戸駅ビルのスーパーで夕食の食材を買っていたら「なに作るんですか」、晩酌用の日本酒を駅の日本酒バーで買おうとしたら「いつもありがとうございます」、駅から家までタクシーに乗ったら「今日はなんかお疲れですね」とお声を掛けていただきました。「地元の代議士」と親しくしていただいて嬉しかったです。有能な同期が理不尽に公認取り消しになったり、ネットの書き込みを見たりしていると嫌になりそうなこともありますが、人間同士の直接の関係を確認するとまたやる気になります。ご期待に応えられるよう頑張らねば。