〇地元の建設業の集まりの総会後の懇親会でご挨拶の機会をいただき、意見交換もしてまいりました。これまで自民党一辺倒だったこうした会合にお招きいただけるのも、無所属であるが故と最近の政治に対する意識の変化によるものだと思います。
ちょうどガソリンの暫定税率廃止法案に反対してきて後だったので、その報告を恐る恐るいたしました。これまで燃料費高騰が経営を圧迫する話をお聞きしてきたので怒られるのかと思いましたが、すでに私のYouTubeやこのFBでの投稿も見ている方もいらっしゃり、「成立するあてのない法案を帳尻を合わせるように会期末に強硬に審議すること自体野党のパフォーマンスだよ」と冷静に反応されていました。
それぞれの席を回って話をお伺いしていると、人手不足、人件費高騰、資材・燃料の高騰の話ばかり。「見積もりを出した後から資材価格が高騰して赤字になってしまった」、「仕事はあっても人がいない」そんな話を皆さん危機感を持って語ってくれます。
こうしたギリギリの経営を強いられている方から見ると、ガソリンの暫定税率を巡る国会での空騒ぎは、与党に対しても野党に対しても冷ややかな目を向けざるを得ないもののようです。そんな今の政治に対する空気が昨日の都議選で、自民党は大敗した一方、それに代わる選択肢がないため他の党の議席も伸び悩む結果につながったのでしょう。国民は、今の政治家たちは本気で体を張って物価高や極めて困難な国際情勢に立ち向かっているとは思っていないのです。
根本的な政治の枠組みの変化が必要です。微力ではありますが、この暑い夏に皆さんの声をお伺いしながら、行動に向けてのエネルギーにしてまいります。