
〇8/3投開票の横浜市長選に二度目の挑戦をしている田中康夫さんの応援に行ってきました。
田中康夫さんは、私が内閣官房で構造改革特区をやっていた時、長野県知事として相談にいらしていた時からの25年近くの付き合い。というより、田中さんは当時NHKの天気予報に出ていた私の妻のファンという位置づけだったかもしれません(笑)。昨年の私の衆院選では、筑西市の小さな集落の公民館前の街頭演説に突然現れてくれました。

現職の相手候補は、前回支援の立憲民主党や共産党などに加えて、自民党や公明党の地方組織も支援する万全の体制。でも、こんな体制こそ実際には弱いもの。すべてから支援を受けるような市長は、みんなに気を遣わなければならなくなって、結局何もできない操り人形になってしまうでしょう。
一方の田中康夫さんは、いかなる政党の支援も受けていない完全無所属。この日も、演説場所の横浜橋通商店街にふらりと街宣車でやってきて、たっぷり1時間以上話したいことを話します。動員は一切なし。話しているうちに、一人また一人と立ち止まっていき、いつの間にか人の輪ができています。

この昭和の雰囲気を残す商店街は、今や残っているお店の多くが外国系の食材店で、歩いている人も中国語や韓国語、ベトナム語などアジア系の人が半分くらいいます。でも、そんな場所に妙にマッチするのが、田中康夫さんの街頭演説なのです。
参院選直後で自民党内のゴタゴタ劇上演中の中、横浜市長選はそれほど盛り上がってはいません。でも、田中さんには開国の地横浜で、日本の民主政治も捨てたものではないことを示してほしいと心から願っています。

