〇最近の茨城新聞の記事の質は、とても高い。特に戦後80年関係の特集記事は、いずれも出色。お金を出して読む価値のある記事が多くあるので、ぜひ購読して支えてほしい。

水戸黄門まつりで賑わった8月2日は、80年前に水戸空襲があった日。8月2日の1面トップでは、その水戸空襲後の不発弾で左手を失った水戸市鯉淵町の河合衛さん(101歳)の記事が掲載されていた。水戸空襲後の朝、地元の警防団の召集で住んでいる内原地区から片付けに行った時、道中に落ちていた不発弾を手に取って投げ捨ててしまい、それが爆発して左肘の先を失ったという。
【戦後、片腕で懸命に生きた。農業にいそしみ、子どもたちを育て上げた。戦争中のつらさは「もう覚えていない」】
数ヶ月前に、「河合さん」が多く住むこの地域を全軒回ったので、もしかしたら訪問していたかもしれない。水戸市内に空襲被害者がまだご存命であったことを、地元にいながら知らなかったことを恥じるばかりだ。
私は、空襲被害者に弔慰金を支払う議員立法の法案をとりまとめるため、超党派議員連盟の役員として10年以上活動してきた。(一昨日の「レコンキスタ50周年祝賀会」でご一緒した河村建夫先生が元会長、平沢勝栄先生が現会長なのは偶然ではない。)先の通常国会であと一歩のところまで行ったが、最終的に石破首相が決断できずに成立させることができなかった。戦後80年の今年を逃せば、成立の機運がめぐってくるのは難しいのではないかとも思っている。河合さんのためにも、秋の臨時国会で成立させるために、できる限りのことをしてまいりたい。