
〇当選同期で前和歌山県知事の岸本周平さんを偲ぶ会に参列してまいりました。岸本さんの生前の幅広い交友を反映して、政治関係者は近しい方のごくわずか、在籍した大蔵省・通産省関係者、経済人、メディア関係者、学生時代や留学先の友人、文化人など多彩な人たちが集まった、いわば「岸本さんの同窓会」。
発起人を代表してあいさつに立ったのは、岸本さんの学生時代からの親友で経産省OBの石黒憲彦理事長。そのエピソードの多くは下ネタとのことなので、割愛されました。その後、ご夫人でNHK記者の飯田香織さんの挨拶も含めて、笑いの絶えない挨拶が続きました。笑いの中で改めて、人柄と能力が群を抜いていた岸本さんを失う辛さも実感いたしました。
岸本さんとの思い出は、何と言っても9年前の民進党代表選挙での玉木選対。岸本さんが幹事長、私が事務局長を務めましたが、肝心の推薦人集めの時に岸本さんはアメリカに長期滞在しており、残された私たちは塗炭の苦労を味わいました。ちょうど9年前の今の時期だったので、たまたまFacebookの機能でその時の写真が出てきたのも何かの縁でしょう。懐かしく眺めました。


岸本さんは、根っからの政界再編論者。しょっちゅう二人で今後の政界の在り方を議論していました。知事選に出る時も、私は「これからこそが政界再編の時代が来るのだから国政に残ってほしい」と引き止めました。ご本人は「自分は年齢的にももう先が見えているから、一度行政の立場に戻って何かを成し遂げ、政治家としての人生を終えたい」とのことでした。

本当は、今このような政治状況の時こそ必要な方でした。あと少しこの世にいれば、岸本さんがあと10歳若かったら、と思うのですが、人の運命というものはどうしようもなく、残酷なものです。改めてご冥福を心からお祈りいたしますとともに、これからの政局での私の行動を天からお見守りいただきたいと思います。