
〇茨城県原子力労連定時総会で記念講演会の講師を務めさせていただきました。講演のテーマは「今こそ原子力政策の抜本的再構築を」。サブタイトルに「体験的原子力政策論」と付けました。私がこれまでエネルギー政策や原子力政策に携わってきた経験から、日本の原子力政策の根本的な問題を抉り出し、今年3月に閣議決定された第7次エネルギー基本計画において原子力を「最大限活用」と書かれているからこそ、今取り組まなければならないことについて話をいたしました。



いつもの私の後援会での講演や大学での講義などと雰囲気が違って、まず興味を持っていただけるような話をしようと思ったのですが、うまくいったか自信がありません。講演は、労組側だけでなく東電パワーグリッド茨城総支社長ほか会社側の皆さんにもお聞きいただきました。日立パワーソリューションズで人材開発部長をしている同級生も聞いてくれたのが嬉しかったです。中学生の頃は、しょっちゅうお互いの家を行き来して遊んでいましたが、40年経って隣で写ってみると政治に塗れてきた私に比べて若い!「男の顔は履歴書」とは、よく言ったものです。

12月には東大の大学院原子力専攻という総本山でも講義をする予定なので、もう少ししっかりと内容を詰めてまいります。