〇昨日は顧問を務める水戸東倫理法人会のモーニングセミナーで、「『得るは捨つるにあり』~なぜ政治家になろうとしたのか?」というタイトルで講演を行いました。6時からの講演に備えて、朝4時半に起きて話すことを考えていたので、昨晩は早くに寝てしまい投稿は今朝に。話すことで、自らの青年時代から政治家になった今までの歩みを振り返ることができました。

その後上京して衆議院本会議の高市総理所信に対する代表質問に。先週の所信演説へのヤジが酷かったからか、今まで私が聞いた中で一番静かな議場でした。それまで議場で散々キャーキャー言っていながらネットで批判されることを恐れてヤジれないような政治家は、政治には向いていませんね。
与党になった維新はおろか、自民党席からも、総理の答弁に対する拍手は少なく、また自民党も立憲民主党も優等生的代表質問で、政治家としての匂いとか熱とかエネルギーをあまり感じないものでした。世間の高市内閣への熱烈な高支持率とは別世界のこの静かな国会。大丈夫なのでしょうか。この国会の活気のなさこそが、日本の停滞を象徴しているのではないでしょうか。
そして、与党側の質疑からは政治改革に対する意欲が示されれることはほとんどありませんでした。「触らぬ神に祟りなし」ということなのかもしれませんが、多党制・少数与党の今の政治体制・システムを乗り越える必要がある以上、与党側から政治改革や国会改革の提案をすべきだったのではないでしょうか。この臨時国会、政治改革特別委員会でしっかりと議論してまいります。