福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

歌仙在原業平と伊勢物語

〇上京中ちょっと空いた時間に、日本橋の三井本館にある三井記念美術館で開催されている「歌仙在原業平と伊勢物語」展に。いつの間にか古き良き時代の面影を残した立派な建物になっていました。

 『伊勢物語』は、『ツァラトゥストラはかく語りき』と並ぶ私の愛読書。中学校の頃から何十回も読み返して、男の生き方とか美的感覚にものすごく大きな影響を受けました。「むかし、をとこありけり」から始まる、短い文章からなる117の儚いエピソードと繊細な男心を詠んだ和歌。息子にも買い与えたのですが、読んだ跡はなし。展覧会の展示自体は、どうってことないものでした。

 今日酒の場で、「オレは愛国者だ。日本は世界一の国だ。お前は日本という国のことを全然わかっていない」と絡んでくる先輩がいました。私は「文部省の戦後教育は受けささない」という母親の方針で学校の勉強はほとんどやらず、子どもの頃から古典を与えられてきましたが、この先輩の世代はどっぷりと戦後教育に浸かった世代。「係り結びの法則」とか、外国語を学ぶように古文を受験科目として勉強してきたんじゃないかと思います。そうした人に日本を語ってほしくないと思いましたが、ぐっと我慢。

 10代の頃から、文部省の戦後教育を受けてきた人とはどこか感性の面で合わないところがあって、孤独感を感じることがありました。私の心の中にある美しい日本を、こっそりと大事にして生きていきたいと思います。