福島のぶゆきアーカイブ

前衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

皇位継承に関する全体会議が1年ぶりに再開

〇皇位継承に関する衆参両院の全体会議が1年ぶりに再開した。

mainichi.jp

 2年前の1月、衆議院の各党派国対委員長と当時の額賀福志郎衆議院議長が議長公邸で懇親をする機会があった。その場の最大勢力は額賀議長と私の茨城県勢で、酒席の場の話であったが、私は額賀議長に「お互い旧水戸藩同士。僕らがいる時に皇位継承の議論を始めましょうよ。額賀議長の宿命だと思いますよ」と話した。それが影響したわけではないだろうが、その時の5月17日に衆参両院の全党会派を集めた全体会議が開催され、昨年夏までに精力的に議論が積み重ねられてきた。

www.shugiin.go.jp

 私も所属する会派有志の会(有志の会の皇位継承に関する見解はこちら)を代表としてそのメンバーとなり、政党の利害と一線を画した立場にいることを活かして、議論のとりまとめに向けて貢献してきたつもりだ。昨夏当時の玄葉衆議院副議長とアフリカ・キプロスの訪問を行ったのも、一つの目的は日本を離れて皇位継承に関して合意を得るための下準備だった。

 この記事では、

【全体会議では、森英介衆院議長は1カ月後をめどに(筆者注:中道に)見解をとりまとめるよう求めた。会議後、笠氏は次回会議には党の考え方をまとめて臨む意向を示し「これから党内での意見集約を急ぎたい」と語ったが、他党から「あり得ない」(日本維新の会・藤田文武共同代表)などと批判もあがる。中道は所属議員への聞き取りなどを行う考えで、党内の見解の隔たりを埋める「落としどころ」を見つけられるかが課題となる】

とあるが、それまで一番のネックになっていたのは立憲民主党。全体会議には、当時の野田代表と馬淵議員(図らずも今回の衆院選の戦犯と言われる二人!)が出てきて、毎回各党派の見解や政府のコメントに対する批判ばかりを述べて、自党の見解は述べてこなかった。この間、党内で意見集約の努力をしているようにも見えなかった。この最大野党の対応によって、全体会議では結論を得る方向になかなか向かわず、昨日まで議論はスタックした状態になってしまった。

 昨年4月17日に開かれた最後の全体会合で、私は

【大体多くの論点、八党会派は一致しております。ただ一つ、党としての立場を示されていないのが、残念ながら、野党第一党の立憲民主党さんだというふうに思っております。立法事実がないとか憲法論とかいろいろおっしゃいますけれども、例えば憲法論でいえば、これ平行線のままだと思うんですね・・・違憲合憲の判断というよりは、まず何をやるという意思があって、意思をつくった後に制度を合憲なものにつくればいいだけでありますから、まずやるかやらないかということを決めるというのが先でありますし、そのために是非、野党第一党も責任を持って党内で議論をして結論を出していただければと思います】

と発言している。

 皇位継承は、日々齢を重ねられる生身の皇族の方が関わる問題であり、神学論争に明け暮れて結論を出さないことは許されない。ぜひ中道改革連合の皆さんは、しっかりと党内で議論をして、一定の党としての見解をまとめた上で議論に臨んでいただくことを期待したい。相変わらず党としての見解なきまま、早期に結論を出すことに反対しているだけの立憲民主党の皆さんも、まずは党としての見解をとりまとめて議論に参加していただきたい。

 旧水戸藩の私たちの時に議論を取りまとめられなかったことが、痛恨だ。