〇高市首相は、2年間食料品の消費税を1%にすることを決断したとの報道が出ています。
私はかつての浪人時代、事業者として売上の1/11の消費税納入に四苦八苦した経験があって、消費税の過酷さを身に沁みて実感しておりましたので、財源としての消費税の大事さは理解いたしますが、この増税には否定的です。野田政権時には、与党議員ながら消費税増税法案に反対して、党員資格停止の処分も受けました。
それでも、物価高対策としての食料品の消費税減税は意味のない愚策だと考えます。先の衆院選では、ほぼすべての政党が消費税減税を公約に掲げる中、私はあえて選挙中の集会では消費税減税が物価高対策にならないことを訴え続けてまいりました。そんなことは、選挙戦ではプラスにならないかもしれないにもかかわらず。私は選挙中に3,40分かけて図表を使いながら、高市政権の経済政策が間違えていることを説明しましたが、今その時に予言した通りの状況なっています。
高市首相の発言を聞いていると、マクロ経済学というものを決定的に理解していないと思われます。もちろん経済理論は、前提条件によってさまざまな理論があり、一つの方程式で解決するものではありませんが、ごく基礎的なマクロ経済学の理論に反する経済政策を取れば、マーケットのカモになってしまうものです。今起きている円安や金利上昇は、まさにその表れです。
すこし小難しい話かもしれませんが、そのようなことを話しておりますので、ぜひご覧ください。