福島のぶゆきアーカイブ

前衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

「学生のための政策コンテスト」

〇この週末、学生団体GEILが主催する「学生のための政策コンテスト」で予選審査員を務めてまいりました。もう約30年間続くこのコンテストは、これまで多くの霞ヶ関の官僚を輩出してきました。若手官僚時代「青田買い」のための学生サークルを作り、橋本行革に携わって多様な人材を霞ヶ関に入れる仕組みを作ろうとしてきて、実際に筑波大学や学習院女子大大学院で政策立案を教えてきた私も、毎年これに協力させていただいております。

 今年のテーマは、農業。全国から集まった約90名の学生が構成する20チームが出場する予選では、5チームの審査を担当しました。この1位が翌日の決勝に進出することになります。学生の政策プレゼンテーションは、チームごとにはっきりと差がつきます。この合宿を通じて聞いたことやネットで調べたことを批判的に検証することもせずまとめただけのものは、低い点数に。きちんと現状をデータを用いて分析し、解決に向けた仮説を立て、それを政策に落とし込めているものは、高い点数に。

 結果的に私以外の2人の審査員も、同様の評価でした。一人は環境省の課長、もう一人は財務省主計局の農林水産担当の主査。二人の審査員の学生との核心をついた的確な質疑応答の様子を横で見ていて、改めて若手官僚たちの優秀さと志の確かさを再認識して、安心しました。果たして今の日本の政府組織は、こうした優秀な若手官僚の能力を十分に生かせる体制になっているのか。

 採点後、私は二つのチームに個別に講評を行いました。政策がどのように作られ、学生のプレゼンテーションをどのような視点で見直せばよりよくなるかを話しましたが、みんな目を輝かせて聞いてくれました。終わった後、「卒業後は国であれ地方自治体であれNGOであれ、公務に就きたくなったか?」と問いかけたところ、多くの学生たちが頷いてくれました。

 こうしたイベントを通じて、「今だけ、カネだけ、自分だけ」の世の中で、公を支える若い志を持った優秀な人材が一人でも多く生まれることを期待したいと思います。