〇先日笠間市のメガソーラー開発の酷い実態を書いたところ、関係者の方から連絡があって現場を見てまいりました。
木を伐採して裸の地肌に太陽光パネルを設置しているため、表土が流れて崖を崩し、市道をふさいで隣の集落との往来を止めてしまいました。市の公共事業として工事しているとのことですが、この原資は市民の税金です。メガソーラー事業では、地域にほとんど利益は落ちていません。
さらに、さらに沢を伝って大量の土砂が流れ込んでいて、田んぼ2枚を完全に埋めてしまったいました。ブロックローテーションを組んで、集落全体でコメと転作作物を規則正しく作付けしていた地域。土地の所有者は、発電事業者との交渉の気力もなくして途方に暮れています。
現地のそばの林の中には、葵の葉の上にカタツムリが乗っかっていました。このようなのどかの光景は、もう戻ってきません。