福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

2021-03-01から1ヶ月間の記事一覧

野党幹部による不信任案提出の検討発言

〇この週末の野党幹部による不信任案提出の検討発言から始まった、このやりとり。 野党がこの国会中に不信任案を出せなければ、野党の負け。不信任案が出されても解散できなければ、与党の負け。野党は、先の緊急事態宣言解除後、第四波で再度緊急事態宣言を…

橘邸の書庫

〇橘孝三郎の3月30日の命日を前に、橘邸の書庫を見せていただきました。 橘孝三郎というと5.15事件を首謀した過激なテロリストのように思われていますが、その著作を読んでみれば農本主義に徹した「尊皇リベラリスト」とも言える大思想家であったことがわか…

隅田川畔の小梅邸(水戸藩下屋敷)

〇今週、上京した機会に水戸藩の下屋敷だった隅田川畔の小梅邸に。ここに斉昭公の失脚と共に幽閉されていた、藤田東湖の「正気の歌」の碑にもお参り。NHK大河ドラマ「青天を衝け」で気になった方は、ぜひ訪れてみては。 夜には、歌舞伎座で三月大歌舞伎。坂…

台湾の淡江大学日本政経研究所の皆さんにオンラインで講演

○台湾の淡江大学日本政経研究所の皆さんにオンラインで講演をいたしました。所長の蔡錫勲教授とは、故李登輝先生のシンクタンクとの交流を通じた20年来の知己。一橋大学に入学した娘さんが私の事務所でインターンをするなど、家族ぐるみでのお付き合いをして…

法案の本文に誤字脱字

○「国会は一体何をやっているのか」とお怒りの方も多いだろう。 私が役所にいたころの感覚からすれば、法案の本文に誤字脱字があることは考えられない。そうならないように、内閣法制局で複数の人で何回も読み合わせをする。(そうは言っても、数年に1回は…

広島菜と野沢菜

○漬物用に畑に植えていながら収穫していなかった広島菜と野沢菜が、この冬の寒さや霜にも負けずに春を迎え、再び伸び始めました。 花芽がついたものを収穫して、お浸しに。冬の寒さに耐えた菜っ葉は、甘みが増しています。 政治も、選挙も、かくありたいもの…

東海第二原発の再稼働をめぐる水戸地裁の判決

〇今回の東海第二原発の再稼働をめぐる水戸地裁の判決は、私のような脱原発論者じゃない者にとっても、極めて重要な判決だ。 判決の要旨を読んでみると、 「第1から第4の防護レベル(筆者注:施設の耐震性、基準津波の策定、シビアアクシデント対策の有効…

ご支援をお願いします

〇汚い写真で申し訳ございません。毎日毎日地域を回っていると、知らないうちに靴底が減っています。新しい靴を買うのも勿体ないので、修理に出しました。地道にやるのみです。 茨城県独自の緊急事態宣言が解除されたので、人数を限定して、感染症対策に十分…

秋田県知事選挙の応援

〇明日告示の秋田県知事選挙に挑戦する盟友村岡敏英さんの応援に秋田へ。秋田に所縁のある水戸の支援者とともに、関係のある方を訪ねて支援をお願いしてまいりました。そして、夜は衆議院議員同期当選の京野公子さんのホテルに泊まって、旧交を温めました(…

枝野氏の現実的発言を歓迎する

○エネルギーフォーラムのホームページに、「枝野氏の現実的発言を歓迎する」と題したコラムを掲載していただきました。ぜひご一読ください。 energy-forum.co.jp

原発視察は必要だったか

○菅(かん)元総理は、何度も「原発視察に行ってよかった」と自己正当化をしているが、いかなる危機管理の教科書にも「トップリーダーがまず現場に行くべし」などということは書かれていない。 たとえ結果オーライだったにせよ、なぜ総理である自分に情報が…

政治家なら信念にふさわしい行動を

〇自民党にも、かつて民主党にいた議員のような政治家が出てきたようだ。 秋本議員が自らの政治信条として「脱原発」を唱えるのは自由だ。信念を貫いて、頑張ってもらいたいと思う。しかし、政治家として唱えるのであれば、それを実現するために自らの政治家…

『福島原発事故10年検証委員会 民間事故調最終報告書』

〇東日本大震災から10年。少しずつ、あの被災した日の記憶が自分の中でも薄れつつあるのを実感する。 しかし、10年経ってますます後悔の念が増すのが、原子力災害への対応だ。先日、未だ災害時のままの現地に行って、その思いを再確認した。私は、1999年のJC…

日本国政府とファイザー社の交渉

〇元は共同通信配信の重要な記事。日本国政府とファイザー社の間のお粗末な交渉過程を明らかにしている。 【米製薬大手ファイザーとの交渉には霞が関の常識は通用せず、日本が顧客にもかかわらず「首相を出して」と求めてくるなど、忖度(そんたく)のない国…

竹蓋年男先生の切り絵展

〇真壁のひなまつりなどの切り絵を作ってきた竹蓋年男先生の切り絵展が、水戸市新荘の水府提灯の老舗青野商店のショールームで開催されています。四季折々の偕楽園などの水戸の景観が趣深く描かれています。 日本三大提灯の水府提灯も切り絵も、水戸藩の伝統…

予算国会と野党

○これだけ菅政権をめぐるいろいろな話題がありながら、なぜこの国会が盛り上がらないかを書いた良記事。 【ある自民党閣僚経験者は野党の攻め方に疑問を呈する。 「答弁の不安定な閣僚を狙い撃ちして一人ずつ潰していくべきだった。今回、総務省の問題で武田…

『維新と興亜』

〇民族派の若手が創刊した『維新と興亜』。まだ記事は玉石混交だが、派手な広告を毎月全国紙に打っている品のない月刊誌とは違って、まともな保守言論空間として育っていくことに期待し、応援している。 毎号水戸学に関する論考も書かれており、今号では「渋…

福島県浜通り訪問

〇気温一ケタでも半袖半ズボンのアホな中坊を連れて、福島県浜通りの被災地に。あの時は、まだ幼稚園生だった。 新しくオープンした東日本大震災・原子力災害伝承館を観て、未だ「帰還困難区域」となっている双葉町と浪江町に。 帰宅後感想を聞くと「人が全…

『エネルギーフォーラム』誌3月号

○『エネルギーフォーラム』誌の3月号に、先月オンラインで行った「電力暴騰問題を徹底討論」と題するセミナーでの議論が掲載されました。 「電力市場混乱の真犯人は誰か? 需給ひっ迫と価格高騰の真相」はいかに?ぜひご一読ください。 エネルギーフォーラ…

第6次エネルギー基本計画の目指すべき姿

○3月1日付の『電気新聞』に、第6次エネルギー基本計画の目指すべき姿について、私のインタビュー記事を半面も使って掲載していただきました。 最近、枝野立憲民主党代表も現実的な原子力政策の必要性を訴えています。イデオロギーにとらわれない、今の技術、…

公務員倫理法に違反する接待

〇辞職した山田前内閣広報官、谷脇総務審議官共に、国会ではこれまで明らかになった東北新社との接待以外に公務員倫理法に違反する接待はないと答弁していたのに、国会答弁の直後にこの文春砲。 私が得ている情報では、38,000円のドン・ペリニョンで乾杯し、…

茨城県立歴史館でプロジェクションマッピング

〇小雨降る中、茨城県立歴史館で行われたプロジェクションマッピング。東京の高名な人たちのものではなく、私の地元の仲間によるものです。旧水海道小学校本館も写真のとおり。静謐で幻想的な空間でした。 偕楽園でやっているものの予算は10分の1以下、入場…

「予算案、年度内成立確定へ」

○これだけいろいろなことが飛び出している中で、もう(おそらく事前の国対間での握りどおり)衆議院で予算案の採決が行われるなんて、情けない。国権の最高機関が行政に屈服していることを意味する。 4年前、私が森友学園問題を予算委員会で追及してきた時、…

新聞の見出し

〇今日の読売新聞の茨城欄(上)と茨城新聞(右)。同じことを報道しているのに、見出しは全く違う。 読売新聞の見出しは、「大井川氏を「消極的推薦」」「自民県連 県政運営不満の声も」「1期で交代 批判を懸念」。一方の茨城新聞の見出しは、「衆院、知事…

『水がつくる自然~水戸の歴史と大地の泉』

〇井戸掘りと地質のエキスパートの西原昇治さんが、満を持して『水がつくる自然~水戸の歴史と大地の泉』を上梓しました。 当たり前ですが、水は高いところか低いところに流れます。そして、地面の下の水を通しやすい地層と通しにくい地層の間に地下水脈を蓄…