〇明日の国土交通委員会で自賠責法改正法案の質疑に立ちます。たぶん、今年の通常国会最後の質疑となると思います。
自賠責保険は強制保険ですが、ひき逃げなどによって被害者が救済されない場合に備えた賦課金が合わせて課せられていることを知っている人は、少ないと思います。
今回の法改正では、この賦課金を上げて交通事故被害者のリハビリ対策などに使えるようにするものなのです。いつだれが加害者になることも被害者になることもわからない交通事故の被害対応のための安定財源は必要です。一方で、交通事故が減少していること等を背景に6,000億円の剰余金が一般会計に貸し出されている状況にあります。
果たして、自動車ユーザーに痛みを負わせる改正を、国民の負担を考えて制度化したのかどうか、賦課金を上げるにあたって不適切なものが潜り込んでいないか、そんな点を議論してまいります。
ぜひ衆議院のインターネット中継でご覧ください。