〇「独立自尊の日本をめざし、権力と闘う言論誌。」の『月刊日本』に、「今こそ「明確な哲学」を持つ総理大臣が必要だ」という論考を掲載していただきました。石橋湛山生誕140年を記念した連載シリーズの一環です。
これまで私は、メディアの候補者アンケートで「尊敬する政治家」を挙げよと問われた時、「石橋湛山」と答えてまいりました。その理由などを、思いを込めて述べております。
【湛山も明治の日本に生まれ、プラグマティズムをはじめ西洋の考え方を受容してきましたが、それでも西洋にかぶれた根無し草のような存在にはなりませんでした。それは湛山のベースに日蓮宗や漢籍の素養といった東洋的な考え方があったからだと思います。湛山は西洋の論理に基づきながら日本の歴史や文化を語り、行動していました。日本の伝統・文化を、西洋の近代主義の論理を使って解釈し表現したということです】
私が愛読する三島由紀夫と石橋湛山。一見相違する二人に見えますが、共通するものがあります。こうしたことを踏まえた私の政治哲学の一端を語っておりますので、ぜひご購入の上ご一読下さい。
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古川元久先生のこちらの論考も読んでいただけますと、より理解が深まるものと思われます。