〇何なんだ、この茶番は!
安倍政権のやりたい放題は、野党が作り上げている面もある。このような対応を国対用語では「握り」というが、社会党が健在の55年体制以降は下火になっていた。まさか、昔みたいに「お仕立券」などをもらっているわけじゃなかろうに。
昨日書いたように、この国難の時にそもそも国会を延長しないで閉じて、国会議員が長い夏休みに入るのがおかしい。ましてや、補正予算の執行をめぐって国民が納得できないことが次から次へと起こっているののだ。
その安倍政権に10兆円もの国民の税金の使い方を白紙委任することは、多くの皆さんが納得できないだろう。「半額の5兆円の使途のあらましが明らかになったからいいじゃないか」というのは、国対政治の論理で国民にはさっぱり理解できないだろう。
私は最近毎日のように街宣車で回りながら地元の皆さんの声を聴いているが、安倍政権への嫌悪感と共に野党への絶望感を訴える人が多い。「どうにかしてくれ」というのが多くの国民の思いだ。野党の皆さんには、ぜひそうした声に応えてほしい。
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産経新聞に、優しく書かれている。
野党のみっともない言い訳に理解を示す必要はないのに。
衆議院の野党国対が握りすぎているので、参議院の与党国対も戸惑っている。私の現職中も、参議院の自民党国対から「野党国対が素人すぎて困る」と言われた。