福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

今、野党に必要なこと

〇私が民主党にいた時から、衆院選が終わると、落選者から党に「カネをくれ」の大合唱になる。私は、カネ目当てで政党にいたくはないので、2005年・12年・17年と落選した後は無所属でいた。当然、党からお金は来ない。

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【党内では不満の声がうずまく。調整枠の一人は「降格された気持ちで、モチベーションは下がる」と漏らす。資金が足りず、知人の会社で働きながら、参院選の公認候補の応援をしている。次の衆院選で公認を得られる保証はなく「参院選が終わったら、お払い箱にされるのではないか」といぶかりつつ、「立憲は格差是正と言っているが、党内は格差だらけだ」と皮肉った】

 私が、それでも4回も落選しながら20年間政治活動を続けてこれたのは、多くの皆さんの資金面でのご支援をいただけたからだ。「福島のぶゆきを政治の世界で仕事をさせたい」と期待していただき、自腹を切って応援してくださる人が多くいてくださったからこそ、家族を養い政治活動を続けることができた。

 そのためには、言い尽くせないほどの辛い思いや嫌な思いもしてきた。でも、政治活動をする以上、それは避けて通れない道だ。幕末の時だって、昭和初期の混乱の時代だって、天下を動かそうとする者は皆、そのような道を通ってきた。国民の税金を原資とする政党助成金によるカネに頼るような人物は、政治家になっても公のため、国家国民のために身を捨ててはたらくようなことはないだろう。

 国を動かそうと思うなら、カネを求めて集まるような人材ではなく、自らカネを集める魅力がある人材を集めなければ、それを実現できないだろう。今野党に必要なことは、カネを配って人を繋ぎ留めることではない。人を集める魅力を生み出すことだ。