福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

衆議院議長不信任案棄権

〇国土交通委員会で席を並べ、同じ少数政党・会派の国会担当として連携をしてきた、れいわ新選組のたがや亮衆議院議員と今国会を振り返りました。メディアではわからない面白いエピソードが満載です。ぜひご覧ください。

 ここで語られていない、衆議院議長不信任案棄権までのエピソードを紹介しましょう。先週半ばから、7日火曜日に立憲民主党が議長不信任案を提出するという報道がなされ、私たちは当然野党第一党から相談があるものと思い週末から待っていました。私も、たがやさんも細田議長はさすがに信任はできないと思い、連携して先日の議長招待の夕食会(パレスホテルのフレンチ付き)を辞退していたのです。

 有志の会のメンバーにも、立憲民主党から相談があれば月曜日に対応を協議する予告をし、みんな地元の日程があるにもかかわらず待機をしていました。しかし、待てど暮らせど何も連絡は来ず。立憲民主党の番記者からは、内部の検討の状況が逐一入ってくるのですが、「木曜日の週刊文春の新ネタを待って出す」などという情報が入ってきてズッコケてしまいました。

 結局、立憲民主党の国対事務局から、「状況を報告するから火曜日の午前中に来い」と呼び出され、会派のメンバーとも相談してあまりにも礼を失しているとしてこれに応じず。私たちのような吹けば飛ぶような小さな会派は目に入らなかったのでしょう。当初私は議長不信任案に賛成も考えていましたが、これまでの経緯から「本気の不信任案ではない」と判断しました。このような独りよがりの決議は、採決に応じるまでもない馬鹿馬鹿しいものであるとして、退席することを会派で一致して決めたのです。

 与党だ野党だという前に、普通の社会人としてのマナーや手順を踏んでくれなければ、小さな会派といえども応じることはできません。国民に何かを訴える以前の問題ではないかと思うのです。


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