〇世界的にコロナ禍が落ち着きつつある中で、議員外交の舞台も復活しつつあります。そんな中、お隣の大韓民国国慶日、中華民国国慶節の祝賀会に出てまいりました。
両国政府の関係が微妙だったり、正式な外交関係がない場合こそ、議員外交の出番です。北朝鮮からのミサイルが頻繁に飛んでくる中、日韓関係の修復は急務です。韓国の政権が代わってその糸口が出てくる中で、期待感からか会場にはこれまでにない数の方が来ていました。李丙琪大使の挨拶からは、厳しい国際環境の中で日韓関係改善にかけるほとばしる意欲があふれていました。
日韓関係は、難しい問題が多く横たわっています。私は日韓間は人間同士で腹を割って話せば必ず分かり合える関係だと思っています。喧嘩もするけど、お互い離れることはない、そんな健全な日韓関係を作るために、私なりの努力をしてまいります。
台湾は、言うまでもなく日本と運命共同体。国同士の公式な関係はなくても、これほどまでに人間同士の絆が深い関係の国はないでしょう。私が浪人中に水戸をご案内した謝長廷大使からは、台湾海峡両岸の緊張が高まる中で、これまでに聞いたことのないような気迫のこもった挨拶がありました。
かつて李登輝先生の謦咳に接した私にとって、日台友好はライフワーク。この週末には日華議員懇談会の訪問団の一員として、台湾での国慶双十節に行き、蔡英文総統を表敬してまいります。