福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

永田町は陳情の季節

〇永田町は来年度予算編成の大詰めを迎えて陳情の季節となっています。私は、昭和の時代から変わらない全国各地からの陳情団の形式的な決起集会は好きではないのですが、昨日の昼に開かれた「中核市とともに地方分権を推進する国会議員の会」は、地元の高橋水戸市長が中核市長会の副会長を務めていることもあって、出席をいたしました。

 政令指定都市に続く中核市は、地域の経済の中心であり、プロスポーツを抱えるなど文化的な面でも一つの求心力を持つ地方主権の主体となるべき自治体だと考えています。まだまだ権限の上でも制度の上でも改善の余地があり、中核市が元気になることが地方の活性化につながると確信しております。

 昨日は、経産省の先輩の佐藤樹一郎大分市長が国会議員の会担当の副会長として仕切り、経産省の後輩でかつて東京財団で私と一緒にはたらいた佐藤孝弘山形市長が税制改正について説明いたしました。高橋水戸市長とともに旧知の3人が並ぶ姿は、感慨深いものがあります。その他にも、衆議院の同期の柴橋正直岐阜市長や子育て政策とお騒がせで高名な泉房穂明石市長などとも再開することができました。今、こうした中核市の市長に有能な政治家が集まっています。近い将来の日本のリーダーは、この中から出てくるかもしれません。

 夕方には、台湾の親友、蔡錫勲淡江大学教授が議員会館にいらしてくださいました。私は、午前中に日台米の政治家たちによる戦略対話に参加していたのですが、同時間帯に参議院の議員会館でも日台関係のシンポジウムが開催されていて、そちらに出席していたようです。

 先生の長女は一橋大学の修士2年で、私の事務所でインターンをしてくれました。ちっちゃな小学校の時から会っている次女も、一橋大学の2年生になりました。長女は超一流外資系企業3社から内定をもらっていて、将来はアジアや世界を股にかけた立派なビジネスマンとなることでしょう。コロナで会えなかった親子を、両国でちゃんこ鍋を食べながらおもてなしをいたしました。台湾の若者は、逞しい。同世代の日本の若者も、世界に出て行って頑張ってほしいものです。