福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

2009年の民主党初当選組の同期会など

〇昨晩は2009年の民主党初当選組の同期会。143人いた同期で国会に残るのはわずか。自民党、立憲民主党、日本維新の会、国民民主党、れいわ新選組そして私のような無所属と、それぞれの場でしぶとく生き残っています。国政の場は、かくも苛烈なものです。その他、知事や市長など地方自治体で活躍している方もいます。思い返せば、政権交代間近の雰囲気の中、多種多様な能力のある人材が吸い寄せられるように当時の民主党に集まってきたのです。残念ながら、今の日本の政界にそのような磁力はありません。

 昼は、「中核市とともに地方分権を推進する国会議員の会」。副会長の高橋靖水戸市長がプレゼンテーションをしていました。私も、今後の国土政策において中核市を地方の重点として位置付けるべきことを訴えました。この場にも、同期の柴橋岐阜市長や石井西宮市長の姿も。宮島佐世保市長、足立大分市長、中根岡崎市長もいて、当時の民主党は人材の宝庫だったことがわかります。こうした人材を生かせなかった当時の政権幹部のリーダーシップのなさこそが、民主党政権失敗の最大の要因でしょう。

 原子力研究機構の報告会では、小口理事長から原子力機構が進む道についてお話を伺いました。原子力が抱える安全性の問題や廃棄物の懸念なども率直に説明しながら、「私たちは原子力の持つ可能性を十分に理解していないし、またコントロールする手についても未熟である。しかしながら、原子力という原子核反応から生ずるエネルギーは宇宙の成り立ちそのものであり、核反応から生ずる放射線は宇宙にあってはごく普通のものである。人類は炭素消費型社会から決別して脱炭素社会(サステナブル社会)を目指そうとしている。この時代背景にあって、原子力研究機構は原子力を用いた新しい社会の構築に向けて一層の研究開発に努めてゆく所存である」と決意を述べました。

 茨城県教職員組合の皆さんからも、教育現場の深刻な状況を受けての陳情をいただきました。同級生が次々と教頭になる中、そうした話を日々伺っております。しっかりと頭に入れて国政に臨んでまいります。