福島のぶゆきアーカイブ

衆議院議員 福島のぶゆきの活動記録です

いよいよ臨時国会も終盤戦ですが

〇いよいよ臨時国会も終盤戦。有志の会では折に触れて最高の知性をお呼びして勉強会を行っておりますが、今週は元外務審議官の田中均さんから、現下の厳しい世界情勢の分析についてお話をいただきました。

 「世界は、①米国の力の衰退、②終わりを見通せないウクライナでの戦争とパレスチナ情勢、③米中対立という3つの大きなリスクを抱える中で、日本は米国に従っていくだけではこれを乗り切ることができない。日本はアジアの国と一緒になって米国と向き合う時に、はじめて米国と交渉をすることができる」という話でしたので、私からは「これまで韓国の政権が代わるごとに激変した日韓の連携が重要ではないか」とコメントいたしました。

 「オーガニック給食を実現する議員連盟」では、全国オーガニック給食協議会の役員として、JA常陸組合長の秋山豊さんと鈴木定幸常陸大宮市長から今の取組の紹介がありました。お二方とも、私の高校の先輩。いつもの秋山節と哲学のある鈴木市長の話を多くの超党派の国会議員に聞いていただけたのは、地元の誇りです。

 夜は、地元で水戸青年会議所同期の太田恵美さんが社長を務めるエムズ・エステイト設立21周年記念パーティー。やり手女性経営者の太田さんは、「地図に街をつくろう」をキャッチフレーズに目覚ましい街づくりの仕事をされています。茨城ロボッツのスポンサーとしても、大きな貢献をしています。20年来のお付き合い。これからも水戸の街を共に盛り上げてまいりたいと思います。

 私は、国会議員は「御用聞き」だけであってはならないと思っています。投票をいただいた人や支援者へのサービスだけでは、結局自らの議席を守るだけの政治家と言わざるを得ません。時代が動く中で、自らリスクを背負ってでも国を動かす原動力となるのが、国会議員の役割であると思うのです。秋山組合長や鈴木市長、太田社長は、地元からそうしたことを始めようとしております。田中さんは、新しい時代がどのようなものになる可能性があるのか、貴重な示唆をいただきました。

 私は、単なる御用聞きではなく、そうした挑戦する人たち、知見を持った人たちを結び付けて、停滞し続ける日本を動かす力になっていきたいと思います。